Kouglof
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ミニチュアガーデンカフェが提供している
焼菓子の一つが、
フランス・アルザス地方の
伝統菓子「クグロフ」。
バターたっぷりのブリオッシュ生地で
焼き上げる
フランス・アルザス地方の製法を
忠実に再現しています。
中はしっとりふわふわ、
外はカリッとした食感。
ほんのり甘く優しい味。
そんな「クグロフ」の由来など
紹介いたします。
クグロフの由来
キリスト誕生を祝うために作った
食べ物が起源
「クグロフ」の由来にはフランス・アルザス地方リボーヴィレ村に住む「クゲル」という陶器職人がキリスト誕生を祝うために訪れた三博士(聖書の登場人物)をもてなすために陶器を使用し作った食べ物で、「クゲル」が名前の由来となっていると言い伝えられています。
また、ドイツ語の「クーゲル」(僧帽)+「フップフ」(酵母)が語源という説もあります。
日曜日の朝に、
白ワインとともに楽しもう
フランス・アルザス地方ではその昔、日曜日の朝に各家庭で焼かれるパンであり、アルザス産白ワインに合わせて食されていました。
現代ではクグロフ型陶器にアーモンドと果実蒸留酒で香り付けし、乾かし葡萄(ラムなどで漬けたレーズン)を練りこんだブリオッシュ生地のトップにアーモンドを載せて焼き上げるのが一般的な「クグロフ」として伝えられています。
フランス王妃・
マリーアントワネットの
大好物
フランス王妃のマリーアントワネットやフランスに亡命したポーランド王のスタニスワ・レシチヌスの好物であったのは有名な話です。
※出典:ウィキペディア内「フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来」
大森由紀子著 世界文化社